ゆーそ日記

バイクと図工とオヤジ道

カチカチカチカチ

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このブログを書くきっかけになった一つに、母の病の事がある。
筆まめな性格でもなく、日記、ブログ等は「俺には無理」と思っていたのだが、
今日と言う日をもう一度見たい日がくるだろうと思い、今、想う事を綴ってみようと思いました。

今、母には、写真のような人工弁が入っていて、母のいのちを繋いでくれている。
今から、29年前に手術によって取り替えた弁を週明けの月曜日に、取替える事になり、
今日、主治医の先生から、手術の説明を受けてきました。

人には、4つの弁があり、そのうち3つが母、オリジナルの弁ではなく、
俺が、幼い頃から、普通にパートに行き、おやつを作ってくれ、叱ってくれて、
いつもせかせか、こまごま、人一倍、元気だった母で、
いつも怒ると胸から、「カチカチ」元気に弁の動く音がして、
ホント、ターミネーターのようにMachineの心臓を持つ母の方が、
元気なのでは?と思っていたぐらいだったのですが、
手術する事になりました。

手術自体より、術後の母の体力が問題らしく、
前回の手術の際には、数字で危険度を表現してくれたのだが、
今回は、術後、自力で、心臓が動き、自力で呼吸できなくなり
「死」を意味する確率は「相当数」らしく、
今のままの状態でも、すぐにどうのこうのは無いとは言え
「御家族で話し合って下さい」と言われても・・・
父親も俺も、オタオタする中、
「このまま寝たきりもヤだから、手術受ける」
と母。
強ぇ~!(つえ~)
生きてる物全ての最大の選択をきっぱり。
一番、辛く、怖く、不安なのは、母なのは分っているから、
どうか、また、ずっと「カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ・・・・・」
気から強い音を聞かせて下さい。

まだ、なに一つ母親にはかえせていない・・・

だから、どうか、母の勇気にこたえて下さい。