ガッツリ、ハード目がお気に入り
一目惚れで買った、DIESELのベルト。
長年と言うわけでもないのですが、
使ってるうちに、革が分離しちゃって・・・
分離?ん?
んん?
貼り合わせでも無い限り、しねーよー普通。
っで、こうなっておりました。
上、うっすい合皮
中、皮床と思ったら、紙を重ねて圧縮、接着したものでした!マジかッ!
上、うっすい合皮
のサンドイッチ。
紙ぃ!?そりゃ、ボロボロになりますわっ!
うぉーいっ!
革、全く使ってねーじゃねーか!!!
指でポロポロチギれる。
こりゃ、本物かどうか怪しい。。。
けど、金具の雰囲気は気に入ってるので捨てれず、
いつか直そうと残しておりました。
うぉーっし!コロナ禍で部屋に篭れる今、
スペシャルなえぇもんに変えたるぅー!
まずは、部品の剥ぎ取り
バランバランにしたりましたー!
再利用できると思ってた金具なんだけど、
マイナスのネジだと思ってたら、
なんと、カシメだったのねー
こんなの再利用できねーじゃねーかー!
う~ん、どうすっかいな~
ポクポクポク・・・・・ポクポクポク・・・・・ポクポク
チーン!
閃いた!
カシメの足の部分をほかのハトメの足を溶接(ロウ付け)してみるべ。
初挑戦のロウ付け。
早速、ホームセンターで買ってきた!
※難易度 MAX易しい初心者用、強度は必要ないかと、守りに入りました^^
削って、
磨いて、
フラックス塗って
地獄の業火
いざ!点火っ!ファイヤー!!!
ボォーーーーーー!
数秒後。
うぉーー!&ギャーーーー!
トケタ。。。
ワイタ。。。
フットウシタ。。。
本体が溶けて沸騰した。
どういう事?
しばらく、ツムツムがバグ状態。
う~ん、真鍮のワリに融点が異常に低い。
真鍮である限り、融点が変わるわけ無いし・・・
う~~ん???
ん?
そもそも、真鍮じゃないとか?
てっきり真鍮にメッキしたものだと思ってたのが、この融点の低さは・・・
錫(スズ)か?
はんだと同じだな。。。
※錫の融点は232度。
そりゃ、トーチの炎で一撃沸騰するわな。
って事で、ハンダで、再挑戦。
残りのパーツも慎重に半田ごてでくっつけていきます。
ぬ~、ほんとハンダは、上手くならない
沸騰したパーツも、ハンダ盛って整形して・・・
ダメージ加工って事でw
ダメージ受けすぎですけどーっ!
デケタ。
で、肝心の本体のベルトは・・・
顔料を使わず、オイルのみで着色された肌目が素晴らしい。
おイタリアンの最高級ブ厚めイタリアンレザーをお取り寄せ。
ヘリを落として、
コバを整えて・・・
コバを磨いて
磨いて
磨いて、磨いて、磨いて、磨いて、磨いて、磨いて、
ぼちぼち、1週間ほど、暇あれば、磨いておりました。
磨く前。
磨き後。
美しい・・・
スンバラスィー!
う~ん、こんだけ、ピッカピカに磨いたけど・・・
磨いたんだけどぉー
このベルトにこの光沢はちょっと違うよな~
ワイルドな感じだしー
って事で、ペーパーあてて、マット調にして、
また、
磨いて
磨いて、磨きまくって、
ニブく光る マットな輝き。
ムフッ、えぇトコのブランドバックに付いてる、ベルトっぽい
我ながら、革のハシっこ見て、
うまい酒が飲めるとは、
ど変態の領域に踏み入った気がする。
いよいよ、合体!
バックル、部品の取り付け。
完成!
本物かどうか怪しいDIESELのベルトを
最高級イタリアンレザー仕様DIESELのベルトに大変身!
きっとニセモノだけど、きっと本物以上、おネダン以上。
とっくの昔に、このベルトが合うデニム、
ウェスト入らないですけどぉーーー!
絞るか。。。